梅の花言葉
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梅の花の花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」で、
寒さ厳しい2月に咲く梅の姿に由来しています。
特に「忍耐」は寒風の中で咲くことから、
また「忠実」は菅原道真公の梅の木が飛んできた伝説に基づいています。
西洋では「約束を守る」「忠実」「美と長寿」という意味が込められています。
梅が持つ多面的な魅力
上品な美しさ
梅はその上品で優美な見た目の美しさで人を魅了し続けてきました。
桜のように一つの枝に多くの花をつけるのではなく、静かに気品高く花を咲かせる姿は、梅の大きな魅力の一つです。
towards spring/YOKO FUNAHASHI
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
入賞作品
春を予感させる優美な香り
梅は見た目だけでなく、その香りを楽しむ花でもあります。
平安貴族たちは、特にこの香りを楽しむことを風流と感じてきました。
あのはるをおもう/佐藤結希乃
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
プラナスミューメ特別賞受賞作品
春を真っ先に告げる、吉兆の花
冬の終わりに、真っ先に咲き
私達に春の訪れを教えてくれる梅の花は、
縁起の良い吉兆の花であり、幸せの訪れを知らせてくれるシンボルでもあります。
shidare/出口義子
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
プラナスミューメ特別賞受賞作品
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文化芸術の象徴
文化芸術の神様でもある天神さまの愛した梅の花を、Mr. & Mrs. Abeでは文化芸術のアイコンとして捉えています。
樹上の主役/ナンノ ソノ
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
大賞受賞作品
作品講評
樹の上に静かに腰掛ける少女。白い樹肌の樹の上部は波紋のようにデフォルメされており、いわゆる「梅の木」らしくはない不思議な印象です。一見すると作品の中に梅を直接的に描写するものはありません。梅の花を桜や桃の花と見分ける特徴、その一つに花の根元に軸がなく、枝にペタっと花がついているというものがあります。そのような梅の咲き方は、枝に腰掛ける少女の姿に重ね合わさるようです。静かに佇んでいるだけでありながらも、目を引く存在感を持つ彼女は、タイトルの通り樹上の主役です。彼女の衣服も樹肌と同系色であり、梅の木の上で自然と溶け込むかのようです。しかし、よく見ると、彼女の左手の人差し指には梅の花のリングが添えられており、シンプルで飾り気のない世界観の中で異彩を放っています。この小さなディテールが、作品に深みと個性を与えています。遊び心とともに、梅の魅力を見事に表現した本作は、コンテストの主役となる大賞にふさわしい作品です。
学問の神様が愛した花
学問の神様として知られる菅原道真(天神さま)が愛した花である梅は、合格祈願の場面でもよく登場しています。
私達/Saito.
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
入賞作品
花も実もある、才色兼備の象徴
梅は花だけでなく、実も非常に重宝されてきました。梅干しは保存の効く健康食品として非常に価値の高いものでした。
このことから、梅は見た目だけでなく実用性を兼ね備えた才色兼備の花とも言われています。
梅酒/大松雅士
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
プラナスミューメ特別賞受賞作品
厳しい冬を超えて咲く、忍耐の象徴
梅は冬のまだ寒い時期に咲く花であり、その慎ましやかながらも忍耐強い姿は武士の精神に重ねられることもあります。
花と鏡(春の兆し)/冬乃太陽
第一回 Mr. & Mrs. Abe Arts & Culture Prize
入賞作品
Ume - 梅 -
知れば知るほど好きになる「梅」の世界
私達のジュエリーをきっかけに、梅を知り、その背景にある文化や考え方を楽しんでいただけるよう、これからも努力を続けてまいります。
また、梅のイメージの「モダナイゼーション」にも取り組んでおります。
これは梅のイメージを「進化させる」という挑戦でもあり、コレクションおよびメゾンの活動全体に通じる根本的な軸となっています。
作品の背景については、こちらのインタビュー記事もぜひご覧ください。
Creator’s Talk 特別編 解説:プラナスミューメ コレクション
Creator's Talk "故郷の梅とジュエリーへの思い"
Creator's Talk特別編① ”Mr. & Mrs. Abe”が”梅(プラナスミューメ)”を通して目指す未来
Mr. & Mrs. Abe